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トイプードルと喧嘩して虐待する爺さん、どう扱えばいい?

トイプードルと喧嘩して虐待する爺さんの話

白状する。

 

実は、うちにはトイプードルがいる。

 

今までずっと黙っていた。

 

いや、脇役でちょいと登場したことはある。

 

しかし、今回は主人公だ。

 

練習を耐えて耐えて耐え忍んで、やっと主人公の座を手に入れた。

 

努力、我慢、辛抱してきた。

 

そして華々しくブログデビューされることになった。

 

うちのトイプードルは家族の一員なのだ。

 

というかネタ切れなのだ。

 目次

 

そのお姿はこんな感じ。

トイプードル


ま、そのままトイプードルである。

 

なぜこんなお姿の犬がいらっしゃるのかというと、動物好きの次女チーが小学1年生のころ

 

「どうしても犬が飼いたい。

 

毎日の姉の酷い仕打ちには耐えられない。

 

弟・妹がほしいんだけど、お父さんお母さんがそういう行為をした気配がない。

 

タンスの左上の奥にしまってあるゴムがぜんぜん減っていない。

 

だから犬がほしい。

 

面倒はすべて自分が見る」

 

と現在における問題点とマニュフェストを大いに掲げ「犬を買いたい運動」を始めたのだ。

 

そんなマイノリティの意見も大事にしようと家族委員会が開かれ、なんやかんやあり、やや賛成多数となり、法案可決となった。

 

チーは大喜びした。

 

今日か、明日かと犬を待ちわびるようになった。

 

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トイプードルは高い

いざ出陣、と、犬賛成派と運転手(ぼく)が近くのペットショップにて外遊した。

 

そこには小さなオリに入った子犬やら猫やらネズミがいた。

 

小さなチーが目をつけたのが、子犬のトイプードルだった。

 

なんやかんや迷った結果、そのトイプードルを購入することにした。

 

費用は、本体・保険・オリ・マットなどコミコミで30万円近くした。

 

高額なのに驚いた。

 

本体・保険・ガレージ・足マットコミコミの軽自動車くらいだ。

 

トイプードルを飼う


名前はもこもこしてたので「モコ」になった。(ここは普通)

 

そしてトイプードルはうちの家族となった。

 

で、チーが面倒を見るといったくせに、いざモコがご在宅なされると、可愛がりはするが食事・排便などのメンドウは見ない。

 

「まあ、小学1年生だからおいおいね」

 

と、1階の婆さん(うちは2階3階がふく家)がメンドウを見はじめた。

 

それがそのまま6年経ち、チーは中学1年生になり、トイプードルは6才。

 

人間でいうと40歳の中年オバサンとなってしまった。

 

うちに中年オバサンが3人になってしまった。

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トイプードルは吠える

トイプードルのモコは昔から、玄関の外に来客がいるとキャンキャン、キャンキャン吠えなさるので、誰か来たのかがすぐにわかる。

 

大声で警報を発して頂ける。

 

リビングを駆け出され、廊下を駆け抜かれ、玄関の前まで走り抜き、キャンキャン吠えなさる。

 

何人たりともその存在を消すことができない。

 

イージスアショア並みの防衛システムを取り入れている。

 

空き巣はほぼ入れない。

 

ただ問題は、家族の場合でもキャンキャン吠えられることである。

 

ぼくが出かけるときも、玄関まで追いかけてきてキャンキャン吠え、噛みつこうとされる。

 

うざい。

 

トイプードル

フリーフォト写真ACより引用

 

そのくせソファーでテレビを観ていたら、「なでてくれアピール」をされる。

 

足でチョイチョイ、とぼくの手をつつかれる。

 

まるで猫である。

 


昨日、トイプードルがトリミング(散髪)に行かれた。

 

ついでにフィラリア症、ダニ・ノミ取りその他の薬をもらってきた。

 

トリミングが6000円に医療費・薬代1万8700円合わせて2万4700円だそうである。

 

ぼく自身のトリミング代は2000円。

 

ぼくの医療費は自立支援で無料。

 

トイプードル様は、ぼくの12倍も金がかかるのである。

 


もらった薬を1粒飲んでいただくよう懇願したが、嫌がられ床に落としてしまった。

 

1粒2300円。

 

バイアグラより高い。

 

これはぜひとも飲んでいただかねば困る。

 

粒をくだいてエサ、いやお食事に混ぜ食べていただいた。

 


ここまではよい。

 


ここからが問題なのである。

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トイプードルと喧嘩して虐待する爺さん

うちのトイプードルと爺さんが問題なのである。


以前、爺さんが夕飯のあまり物をこっそりとテーブルの下の床へ落としていた。

 

リビングでウロチョロと警備されているモコは、一目散にかけって食べ物を食べに行かれた。

 

さらには、犬には食べさせてはいけないもの(玉ねぎ、ネギ類)まで床に落とし、食べさせようとする。

 

それを見た婆さんは怒った。

 

婆さんが注意した。

 

しかし、婆さんが何回注意しても、止めない。

 

しまいには娘たちが憤慨、激高、激怒し、爺さんに口頭注意する始末。

 

ぼくは娘に「年寄りは敬いなさい」といいたいのだが、爺さんのやることがあまりに稚拙で、言えない。

 

なんの理由だか見てないので分からないが、爺さんは毎日のように

「この畜生が!」

と、トイプードルに怒鳴っている。

 

トイプードルと喧嘩する爺さん、どう扱えばいい。


婆さんは常識人であり、だいたいまっとうな事を言う。

 

婆さんがずっとモコの面倒をみているため、モコが一番なついている。

 

爺さんが立って婆さんになにか言いつけようとすると(耳が遠いので大声で怒鳴るような感じになる)、モコが間に入って婆さんを守ろうとしキャンキャン吠え、あげくの果てに爺に噛みついた。

 

噛みつかれた爺さん、トイプードルと喧嘩して殴る蹴るの虐待をした。

 

たまたま来てた親戚の目の前でやったそうだ。

 

それを見た婆さんが

「あんた!小さい動物に対して大人が何しよるんね!(怒)」

と激怒した。

 

それを婆さんから伝え聞いた娘たちも憤慨、激高、激怒。

 

ますます爺さんへの風当たりが強くなり、婆さん・長女・次女の三国同盟、爺さん包囲網ができあがった。

 

テーブルの上に38度線。

 

トイプードルと喧嘩して虐待するのは、2回もやったそうだ。

 

中立を保っていた嫁さんも、トイプードルと喧嘩する爺さんの話を聞き、連盟に加入した。

 

永世中立国のぼくだけは、現場を見てないので中立。

 

どう扱えばいいものだか。

 

夕食時、不穏な空気がただよっている。

 


この一触即発の戦局をどうすればよいのか。

 

どう平和に解決すればよいのか。

 

マスオさんはもっか悩み中なのである。

 

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