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ペットショップ「P's-first」でトイプードルを買うことに。犬を飼うって大変(3)

茶色のトイプードルを飼うことに

 

というわけで、犬を飼うことになったふく家。

 

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チーのご要望で、犬種は茶色のもふもふ、トイプードル。

トイプードルを飼う

 

目次

裏で手が回されていた

実は、ぼくが仕事のあいだに、知らないあいだに、婆さんとチーでペットショップをまわってきたらしい。

 

知らないあいだに、「この犬がいい」と決定され、知らないあいだに着手金まで支払ったらしい。

 

有権者の知らないあいだに、水面下で着々と犬・購入作戦が進行されていた。

 

すでにペットショップ「P's-first」でトイプードルを買うことが決まっていた。

 

ぼくは蚊帳の外である。


聞いた話では、産まれたてあるいは生後1ヶ月くらいのトイプーの新品は、20~30万円とかするそうな。

 

そして、3ヶ月も経つと値下げが始まり、6ヶ月も経った旧型は、半額くらいに値下げする。

 

まるでパソコンである。

 

トイプードル

フリーフォト写真ACより引用

 

チーと婆さんがペットショップをまわり。

 

イオンモール内にある「P's-first」という大規模フランチャイズペットショップに行き。

 

そこのトイプードルにチーは釘付けとなり、

「ここで購入」

と、入札もなく知らぬ間に物件は決定され、着手金が支払われた。

 

知らぬ間にペットショップP's-firstでトイプードルを買うことが決まっていた。

 

とにかくぼくには何も知らされておらず、秘書からなにもかも「・・・・・・したらしい」との経過報告のみ伝えられたのである。

 

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ペットショップ「P's-first」へ向かう

土曜日の昼過ぎ、一家総出でトイプードル購入の手続きに向かった。

 

一家というのは、婆さん、嫁さん、ナナ(当時小6)、言いだしっぺチー(当時小1)と、それに「JCBカード支払い係」兼運転担当のぼくがついていった。


まず、一家全員が「ペットショップでペットを購入する」という経験がまるでない。

 

婆さんは 「のら猫が居付いたので飼ってやった」 とか「知り合いの犬が7匹も産んだのでひとつ譲ってもらった」 だとか、嫁さんも 「ものごころがついたころには、すでに犬がいた」 とかで、「正規のペットショップで正規品を購入する」というのは皆はじめての経験だった。


「たかが犬一匹を買う」という簡単な気持ちでショップに臨んではならないような気がしてきた。

 

「正規のペットショップでメーカー純正品を購入」のための心構え、というか心の準備、もしくは覚悟が必要になるかもしれない。


ぼくたちが購入したいのは、トイプードル1匹と、それにともなう必要なゲージ、ベッド、エサ、遊具である。

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しかしショップ店員にアレもコレも勧められてしまうかもしれない。


むこうもプロの営業であるからにして、

 

ポメラニアンは今日はなんと、3割引の特別価格となっております」

 

と、希望と異なる商品をアピールしてくるやもしれない。

 

ポメラニアン

 

「さらに、ご家庭にある中古の人間、動かなくても構いません。今回にかぎり、なんと、5万円で引き取らせていだだきます」

 

にグッと気持ちが引かれ、さらに、

 

「なんと今回にかぎり、今回にかぎり、ようくお聞きください。

今回はさらにもう1セット、ポメラニアンをもう1セット、おつけします。

さらに、なんと今回にかぎり、夏用の羽毛かけぶとんを2セットなんとおつけします。

さらに、なんと、布団カバーまでおつけします。

さあ皆さま、残りの商品はわずかになっております。

お得なポメラニアンがオスメス2セット、壊れた人間のおひきとり5万円プラス、夏用羽毛かけぶとん2セット、さらに布団カバーまでそろえて大特価9万8000円、9万8000円となっております、のこり在庫わずかとなっております、ただいま担当員を増員して対応しております!」

 

と、たたみかけられるかもしれない。

 

こうたたみかけられると、こちらも意志がゆるむ。

 

ポメラニアンにしてしまうかもしれない。

 

増員された担当者にご担当願うかもしれない。

 

ポメラニアンと女性

 

しかし壊れた人間とは、ぼくのことかもしれない。

 

お引き取りに出されては困る。

 

とにかく、犬を飼うだけで大変のようだ。

 

ふく家は確固たる決意、つまりデターミネーションをもって、トイプードル1匹、それにともなう必要なゲージ、ベッド、エサ、遊具のみを購入にむかうのであった。

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ペットショップ「P's-first」とは

さて、ふく家一行は、臨戦モードで現場に突入した。

 

全国区のペットショップ「P's-first」。

 

店内を見渡してみたが、それは巨大なドラッグスーパー・ウォンツのごとく、であった。

 

ペットショップP's-first

(昔の携帯の写真だが・・・・・・現代のスマホと比べて画質が悪い!)

店内を端から見渡していくと。

 

茶色、ピンク、いろんな色のゲージ、ステンレス製、木製のが並んでいる。

 

リードコーナーには、ピンク、黄緑、水色、青、赤白ツートンカラー、ピンクの水玉と、可愛らしいのがならんでいる。

 

リードにつけるアクセサリーだろうか、シュシュみたいなの、紫、キンキラリン、はたまたフェザーのようなもの。

 

乳児が噛んだりしゃぶったりするようなの、犬用の黄色ボール、いわゆる骨形のおもちゃ。

 

犬用ソファー、座椅子(?)のようなものが 白、ベージュ、オレンジのチェック柄と並んでいる。

 

幼稚園児が着るような黒地に白い星マーク、デニム地、うすい山吹色のワンピース、緑とグレーのしましまのTシャツ。

 

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そしてウォンツのプロテインサプリメント売り場のごとく、数百種類のエサがずらっと並んでいる。

 

ペットショップP's-first えさ売り場


乳児、老人用オムツ売り場のように、消臭・炭ダブルストップ・尿シートなどトイレ関係。

 

猫砂、デオトイレ。

 

猫タワー。

 

これが全国区のペットショップ P's-firstなのか。

 

ぼくはもう、目がチカチカして耐えられなくなり、売り場から脱出した。

 

犬を飼うって大変だ・・・・・・

 

しかし、婆さん、嫁さん、チーの3人は、嬉々としてなにかしらのグッズを選んでいた。

 

トイプードル購入の契約の運び

小一時間待っただろうか、やっとこさ「ご契約の運び」となったようだ。

 

そのご契約の運び、長くても30分だろうと思っていた。

 


しかしそれはたかをくくっていた、考えが甘いということを、後になって思い知らされた・・・・・・

 

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