うつ病の症状と日照時間の関係(うつ病患者の体験談)
うつ病の症状について
ぼくは持病でうつ病がある、というか双極性障害(躁うつ病)なのですが。
梅雨があけて、だいぶ調子が良くなってきました。
しかし、半年くらい前、真冬のころは。
夜、眠れない症状
睡眠薬を飲んで、布団に入っても眠れない。
1時間経っても2時間経っても眠れない。
右に寝返りをうっても眠れない。
左を向いても眠れない。
体勢が悪いのか。
思い切ってうつ伏せになっても眠れない。
フリーフォト足成より引用
腹を満たしたら眠れるかもしれない、と思い、台所でカップヌードルシーフード味を作って食べて腹を膨らましても眠れない。
腹が脂で膨らむだけ。
結局、睡眠薬の効き目が切れてしまい目が冴えて、朝方になりやっとうつらうつらする。
毎晩、うつ病のせいで眠れない症状が続きました。
午前中、うつで動けない症状
眠れてないので、遅く、朝10時ごろ目が覚めます。
何かをしなければ、と思うのに、こんどは身体が動かない。
どげんかせんといけん、と思うのに体が動かない。
起きているのですが、ベッドから出られない。
小便で膀胱がパンパンになるまで起きられない。
うつ病の症状でしょう、動けない。
膀胱のほうが限界がきて、トイレに行き、冬なので換気扇の下でタバコを一服するとようやく少し動けるようになる。
午後から、やっとまとも動けるようになる。
ちゃんとした人間の生活ができない。
あの頃はよく毎日ブログを書けてたな、と思います。
書いたらはてなブックマークに載って大量のアクセスがあったので、ムリヤリ書いてました。
うつ病の症状と日照時間の関係
これらは、いわゆる「冬季うつ」と呼ばれるうつの症状です。
フリーフォト足成より引用
・冬は日照時間が少ないし、寒い
↓
・日光にあたる時間がほとんどない
↓
・屋外は寒いのでなるべく出ないため、さらに日光にあたらない
↓
・メラトニン、セロトニンといった脳内ホルモンがあまり作られない
↓
・うつ病の症状が悪くなる
メラトニンは聞いたことあると思いますが、睡眠をつかさどるホルモンです。
健康な人の場合、朝一に日光を浴びると約14時間後にメラトニンが分泌され、眠たくなってきます。
8時に日光を浴びると、夜の10時ごろには眠たくなってきます。
セロトニンは「幸福ホルモン」と言われ、心を安定させます。
そもそもうつ病があるのに、日照時間不足でさらに悪化しました。
結局、人間の生活ができない。
5月病ならぬ6月病
冬季うつと同じ現象が、こんどは梅雨時期に起こります。
フリーフォト足成より引用
「6月病」といってうつ病患者が梅雨時期に調子が悪くなる方が多いそうです。
・一日中、雨か曇り空で、日光があたらない
↓
・さらに、気温が高く湿気があり、不快指数があがるため常にストレスがかかる
↓
・雨で、屋外で日光浴もできない
↓
・うつ病の症状が悪化する
最近、体調が良くなってきた
・7月は日照時間が長い
↓
・タバコは暑くなるとベランダで吸わないといけないため、朝8時には日光浴をすることになる
毎回タバコの度に日光浴をすることになる。
↓
・セロトニン、メラトニンが正常に分泌されているため、夜12時にはちゃんと寝てる
↓
・朝からちゃんと動けている
フリー素材ぱくたそより引用
ちゃんと人間のような活動できている!
やっと少し人間に近づけた!
健康な人とうつ病患者
健康な人であれば、冬場は「寒いので動きたくないな」とは思っても、ちゃんと仕事に行き、ちゃんと家事をこなすのですが。
うつ病の症状が結構重いと、それすらままならなくなります。
フリー素材ぱくたそより引用
健康な人であれば、梅雨時期に「憂うつだな、鬱陶しいな」と思っても、ちゃんと仕事に行き、ちゃんと家事をこなすのですが。
うつ病だと、体調を崩してしまいます。
これまで、これほど日照不足や6月病を感じたことはあまりありませんでした。
どうやら年々症状が悪化しているようです。
健康な人でも冬に不調を感じたら、太陽の光を浴びましょう!
うつ病患者の体験談でした。
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