パソコンを流暢に使いこなす保育園児の話
うちの姉妹のおバカな昔話
昔の話である。
短編集でありますので軽くどうぞ。
目次
パソコンを流暢に使いこなす保育園児
もう8年くらい昔話である。
長女ナナが10才かそこらへん、チーが5才くらいの頃。
ナナ。今とぜんぜん違うから顔隠さない
チー。少し面影があるが、8年前なので顔出しいいでしょ
当時のナナは野比のび太ではなく、わりと天才肌であった。
なにがどう作用して、現在野比のび太のような成績になってしまう、親のほうが知りたいくらいである。
そのナナが3才か4才かの頃、パソコンの使い方を教えこんでいた。
「ペイント・ブラシ」でお絵かきしたり、ローマ字入力を教えこみ、「メモ帳」で言葉を入力して印刷して遊んだり。
はたまた「スタート・メニュー」からシャットダウンさせたり。
なので10才のころ、普段から勝手にパソコンを立ち上げて、なにやらケッタイな絵を描いては「チンコ虫」などどーでもよい言葉を添えていたり、ヘンテコリンな絵を描いては「ウンコ虫」などとくだらない言葉を添えていたり、勝手にゲームを立ち上げて遊んでいたりする。
また、オンラインゲームで世界中の人々と戦闘していたりする。
そんな訳で次女チー(5才)も、見よう見まねでパソコンを使いこなすようになってきた。
今朝も、早起きしたチーが、勝手にパソコンで遊んでいた。
Σ( ̄□ ̄|||)! 朝からブロックくずし!
5才でゲーマーか!
パソコンを流暢に使いこなす保育園児②
ちょうど8年くらい昔の話である。
まだサラリーマンだったぼくは、朝の身支度で忙しかった。
僕は洗面所で顔を洗ったり、歯磨きをしていた。
5才のチーはまた勝手にパソコンを立ち上げて遊んでいた。
リビングから声がした。
「コイコイ、しようかなあ、やめようかなあ」
ハ?
コイコイ?
「んーどうしよう、コイコイしーよう!」
Σ( ̄□ ̄|||)! 5歳児が花札!
「うぉっしゃぁーっ! コイコイ成功っ」
チーが叫んだ。
博打うちのオッサンか。
チーの将来が心配になってきた。
旦那の小遣いはたっぷりと
また8年前の話である。
嫁さんと、長女ナナ(10才)が、ヒソヒソ話をしていた。
しばらくして、嫁さんから「呼び出し」をくらった。
こういう時は、何か小言が飛んでくる。
「何でございましょうか」
控えめな態度をしめした。
「今日は給料日なので、小遣いをやろう」
な、な、なんと!
「ご請求のお伺い」をたてなくとも、小遣いが頂けるだなんて!
「ほれ、3万円と、オマケに千円じゃ」
ななな、なんと!
3万円を一括払い、しかもオマケに千円!わーい。
あれ?
ぼく、目が悪くなったのかなぁ・・・・・・
Σ(゚Д゚)!ちいさくね?!
一万円札、ちいさくね?!
千円札よりちいさくね?!
気のせいか、「透かし」のところに文字が書いてあるような気がするんですけど。
これを財布に入れてしまうと、ローソンでオニギリを買おうとして、「あ、スミマセン、大きいのしかなくて」と、ついつい出してしまい、即通報されて、翌日朝刊に「広島市内紙屋町で昨夜、元会社員ふく○○40歳が本通り近くのコンビニで偽札を使用した容疑で現行犯逮捕された」とか記載されて執行猶予3年とかになたらイヤなので、大事にタンス預金することにした。
旦那の小遣いはたんまりと
またまた8年前の話である。
その頃は日当制で生活費をもらっていた。
最近、毎朝、僕は嫁さんに「お願い」し「懇願」し、はたまた「土下座」までして、1,000円や1,500円の小遣いを恵んでもらうのが面倒くさくなってきた。
今朝は、言い方を変えて嫁さんに言ってみた。
「あのう、例の、あの、小さめの紙切れに、人の顔だとか数字だとか「0」がたくさん書いてあるものが欲しいんだけど。
なるべくなら、「0」の数が多いほうが嬉しいんだけど」
・・・・・・。
嫁さんは、しばらく間をおいて、「それ」をくれた。
それがこれだ。
↓
∑( ̄Д ̄|||) ちがうし!
ぜんっぜんっ違うし!!
保育園児かおれは!
「透かし」とかちゃんと入ってなきゃダメなんだけど。
まとめ
♪なんでもないような事が、幸せだったと思う
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