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うつ病とアルコール依存症ですが、人間です。

うつ病、アルコール依存症とは? 精神病院に入院治療、症状が治らず家庭崩壊寸前です。 しかし頑張れば人間、なんとかなるものです・・・かな?

精神科再入院(10)…肉体的な禁断症状のはじまり

 

 

(つづき)


鉄格子の保護室で、酔いが醒める。

 

つづけて、恐怖感、後悔、自責、嫌悪、忌、ありとあらゆる負の感情が心を埋め尽くしていった。


得体の知れない恐怖感

身体中のすべての細胞が、なにかに恐怖している。

僕は、発狂しているのだろう、と思った。


体内のアルコール分は完全に抜けきった。

アルコールだけで機能していた脳細胞が思考回路が、ついに破綻した。


精神破綻の次に、肉体が離脱症状(禁断症状)を訴えはじめる。

 

指先が、小刻みに、震える

右手も、左手も、親指から小指の先まですべての指が、ビグビグと生き物のように動いている。

ぎゅっとこぶしを握りこむと、こぶしごと揺れる。

あきらめて手をひらくと、それぞれの指先が、まるで別々の生き物のようにビグビグと動く。

ヒザが、ガクガクと揺れ始める。

あわてて腕で両ヒザを強くかかえ込む。

腕そのものが震えているので、揺れは止まらない。

身体中の筋肉が、僕の意思とは別に、それぞれが揺れ、動き、震えている。


止まらない。


エアコンが効いているのに、額にじっとりと汗が浮かび始める。


脂汗だ。


その脂汗が、ハナの両脇のほおを通ってクチビル、アゴへ流れ、ヒザをかかえた腕にボタボタと落ちてゆく。

その腕もヒザも、すでに脂の玉つぶが浮いている。

脳細胞、筋肉、皮膚、僕を構成しているそれらの細胞ひとつひとつが別々に、切れたアルコールを欲求してくる。


突然、点滴を持った看護師が、ドアをあけた。

汗だくの顔を上げた。

看護師が点滴を刺す。

 

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著作権YouTube Benz Kotaro氏

 

僕は息も絶えだえに、「もう、死にそう、です、何か、クスリを、ください」と、告げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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